皮下脂肪や内臓脂肪が多い人の汗

皮下脂肪や内臓脂肪が多い人といえば、やはり太った人、肥満の人というイメージがあります。
内臓脂肪が多い人は、一見太っているようには見えない方もいますが、隠れ肥満という場合もありますので、注意が必要です。
太った方の傾向として、やはり汗はかきやすいといえます。それには理由があります。
ひとつには、肥満の方の厚い皮下脂肪が関係します。人は普段の生活で体の中にたくさんの熱を生産しています。この熱を常に体外へ放出して正常な生活を保っています。
皮下脂肪が厚い人は、どうしても体外へ放出すべき熱が皮下脂肪で遮られて、体温が上昇しやすいことになります。なので体温を下げるためにより多くの汗をかいて、体温を下げようとするわけです。ですから普通の人よりも多くの汗をかくということになります。
二つ目の理由として、普段から運動しない人で肥満の人は、少し動くとたくさんの汗をかいてしまいます。
これは、こうした肥満の人は一定の運動量に対する酸素摂取能力、いわゆる最大酸素摂取量が著しく低くいのです。酸素が十分にとられていないと、人の体の中では、酸素の少ない中での解糖系という方法でエネルギーをえるようになり、その代謝として生み出される乳酸が増えて、汗の中に溶けてより多く出てきます。この乳酸の増加がニオイを強くする悪い汗をかきやすくしています。
3つ目の理由は、内臓脂肪の多い人です。内臓脂肪が多いということは、たくさんついている中性脂肪の活性度が高くなります。これは皮下脂肪の場合よりも高くなります。ですから、血液中の脂肪酸濃度は高く、動脈硬化の原因となります。当然、末梢の血管への血流は悪いので、身体の中の熱を放出する機能は低下し、その代りとして、汗をかくことで体温を調整しようとします。より多くの発汗へとつながります。
こうした人は、血液中の遊離脂肪酸の濃度が高くなることで、汗や皮脂腺から脂肪酸が排出されます。これが汗臭さを増すことになります。
お酒の飲みすぎで可機能が低下すると、この遊離脂肪酸の分解機能が低下して血中濃度が高くなります。そして、ケトン体という匂いの強い物質が作られて、汗から分泌されますし、息にも含まれて排出されます。
中年の男の人で、お酒の好きな方は気を付けましょう。

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