デオドラントにつて

体臭が気になったり、ワキガのニオイなど気になります。
人間にとって、汗は生きていくうえでとても重要な機能を担っています。しかし、この汗をかくことで、ワキガのような匂いができてしまうのも事実です。
このニオイは、汗の中の成分が皮膚にある垢や皮脂と混ざり、それが細菌、バクテリアが繁殖してしまいます。こうした細菌が分解酸化のプロセスを経て、脂肪酸やアンモニアが生成されてにおいを発するということになります。
このような状況の改善のためにデオドラントは作られています。デオドラントの基本的な機能の分類を見てみましょう。
㋐汗を抑える
㋑細菌の繁殖を抑える
㋒匂いの消臭と脱臭
㋓よいにおいをつける
㋔汗を吸収する、取除く
こうした機能が組み合わされて、デオドラント商品が開発されます。

汗を抑えるデオドラント

制汗剤です。脇などに多いアポクリン腺、全身に分布しているエクリン腺など、皮膚上にあるそれらの穴をふさいで汗が出てこないようにします。こうした働きがある物質として、ホルムアルデヒド、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、酸化亜鉛などがあげられます。これらを組み合わせて商品化しますが、ほかのデオドラント剤と混ぜ合わせて、その用途によって、軟膏や、液体、パウダー、スプレーなどの形にしていきます。

細菌の繁殖を抑えるデオドラント

細菌の発育、増殖を抑える効果のある物質として、酢酸、銀イオン、ホウ酸、トリクロサン、過マンガン酸アクリノールがあげられます。
そのほか消毒剤として、塩化ベンザルコニウムが使われることがあります。
天然成分として、テレビなどでも紹介されている緑茶や赤ワインなどに含まれているポリフェノールやフラボノイドなどの物質もその安全性から注目され、利用されています。

匂いの消臭と脱臭

消臭法としては、物理的消臭法、化学的消臭法、感覚的消臭法の3つに分類されます。
最初の物質的消臭法としては、冷蔵庫で使われている消臭剤が例として挙げられます。デオドラントとしては、靴の中敷きとか、女性の生理用ナプキン、おむつなどがあげられます。
これらは、活性炭やゼオライトといった無数の小さな穴を分子構造に持つ物質で、ニオイ分子をその小さな穴の中で吸着する効果を持っています。とくに活性炭は硫化水素や脂肪酸のニオイを効果的に吸着します。
次に科学的消臭法です。これは、薬剤をつけることで、ニオイの元になる物質を中和させ、ニオイを無くすという仕組みになります。具体的な例としては、硫化水素やメチルめるかブタンなどの酸性臭の場合は、アルカリ化剤をつけることで中和させます。たま、アンモニアなどのアルカリ臭では、酸性化剤をつけることで中和させます。
こうした薬剤は、スプレーや固形、液状、ゲル状と加工することができるので、いろいろな消臭グッツに使用されています。

よいにおいをつける

これは先ほどの続きになりますが、第3の消臭法としてあげました、感覚的消臭法になります。
欧米では、香水の技術が発達しています。考え方としては、より強いにおいをつけることで、元のニオイを感じなくさせてしまう方法と、新たな臭いを付け加えることで、どちらのニオイも弱らせて感じなくさせる方法になります。
トイレや車の芳香剤や口臭予防の洗口液などが消臭剤として挙げられます。最初に上げた香水は、人それぞれの体臭に交じり、個人のニオイとして、個性的に演出するというもので、ニオイがハーモニーを持つというとても素敵な使い方だと感心させられます。
日本のトレンドとしては、無香性を謳っているものも多く見られます。無臭という日本人的な考え方なのかもしれません。

汗を吸収する、取除く

腋に付けるもの、靴の中敷きに付けるものなど、汗を吸収するパットがあります。靴の場合は、生理用のナプキンの薄いものを代用することもあるようです。またふき取りながら制汗やデオドラントとして不織布のものなど市販されています。

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